将棋に革命を起こした藤井システムの創始者、四間飛車の第一人者である藤井猛九段の公認応援サイト。

藤井語録

ここでは藤井先生の語録を集めています。かっこいい藤井語録から面白い藤井語録まで幅広く集めています。中継スタッフさんによって公式にオンライン公開している藤井動画も集めています。他にもおすすめの藤井語録や動画がありましたら是非教えてください。

Twitterでは、アンダーカレント@under_currentさんが収集した「藤井猛bot@FujiiTakeshiBot」というのがあり、膨大な藤井語録が公開されています。ぜひこちらもご覧ください。

藤井語録 - 有名語録の元ネタ-

  • 「最近は居飛車党でも四間飛車を指す人がふえましたが、戦法の好き嫌いがないっていうのが、また僕には不思議です。しかも、にわか四間飛車党が結構いい味出すんですよ(笑)。でも、こっちは鰻しか出さない鰻屋だからね。ファミレスの鰻に負けるわけにはいかない。」(「鰻屋」の元ネタ。将棋世界2004年5月号P.121)
  • 私が居飛車を指していても、銀座で屋台を引いて頑張っていると思って、暖かい気持ちで応援して下さい(笑)(「銀座の屋台」の元ネタ藤井九段の居飛車党転向について
  • 「これには△6九銀が絶品チーズバーガー。以下▲7九金に△5八銀打」です。(「絶品チーズバーガー」の元ネタ第21期竜王戦七番勝負第二局

藤井語録

  • 「男は子供の時から同じだ。変わらない。熱い闘いが好きだ。ヒーロー(私はこの言葉はあまり好きではないが)が好きだ。私もウルトラマンになりたかった。ウルトラマンにはなれなかったが、将棋指しになった。盤上の熱い闘いに魂を燃やしている。だが、鬼気迫る形相の子供の横顔を見て思う。最近これ程まで血が騒ぐような勝負をしただろうかと。熱意も意欲も変わっていないのに、喜怒哀楽がマヒして来たのだろうか。
    ウルトラマンが好きだった。巨人の星が好きだった。
    私はまた熱いヒーローを目指そう。熱い勝負に燃えよう。
    熱い夏はもうすぐだ。」(将棋世界 2003年7月号「一手啓上」) New!
  • 「ここ一番には必ず勝つーこの頃と今とでは、将棋の内容も考え方も随分変わったが、この決心だけは持ち続けている。決心をしたからと言ってその通りになるわけではない。初めは漠然とした図々しい決心だった。決心を可能にするのは自信だ。奨励会を通じて分かったことだ。そして、その自信をもたらすのは何か。すべては自分の中にある。
    私は自分を信じて研究を続ける。プロである限りずっと。」(将棋世界 2002年7月号「システムの原点」) New!
  • 「後手番だから仕方なくもあるが、美しき千日手なら良い」「本局のように渋く深みのある応酬からの千日手ならば双方納得で、棋譜としても意味がある」(読売新聞朝刊 2014年4月13日 29面) New!
  • 「8四歩を絶滅できなかったか」(2012年6月8日棋王戦挑戦者決定トーナメント藤井松尾戦中継棋譜コメント)
  • 「藤井システムがだめになって、むしろありがたいと思うようになった。今も勝ち続けていたら、進歩せずに終わっていた。それは恐ろしい」(2012年4月17日 朝日新聞夕刊)
  • 「以前は、A級棋士がB級2組に落ちたら『墓場行き』と思った。でも本当に終わりかは、その人次第。いつか落ちるなら、また上がる機会をねらえる若いうちがいい。新しい鉱脈を見つけた今は、地球の裏側で、裕福ではないけど、初めて見る景色と新鮮な空気の中で生きている気分です」(2012年4月17日 朝日新聞夕刊)
  • 「B1から落ちたら墓場だと思っていた。でもそうじゃないんだ。落ちたらまた上がればいいんだよ。そう思えない精神状態がおかしいんだ。何度でも上がればいいんだから」(将棋世界2012年5月号 P77 特集第70期順位戦最終局)
  • 「20歳でプロになり、強い人をどう倒すか考えた。同じことをやっても勝てないので、捨てられた戦法をリサイクルするしかない。四間飛車を大胆に改革していこうと思って『藤井システム』ができた。もともとの四間飛車に、僕の良さを生かして独自の指し方をした。」(上毛新聞 2011年10月3日 18面)
  • 「小学生の時は、将棋を覚える前から家の中で遊ぶのが好きな子。当時はやっていた六面立体パズルを研究したりアニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデルに熱中していました。」(上毛新聞 2011年10月3日 18面)
  • 「37歳で藤井システムをさっぱりやめて、それまで大嫌いで指さないと決めていた『やぐら』を始めた。限界を感じたから、背を向けていたものを選んでやってみようと。」(上毛新聞 2011年10月3日 18面)
  • 「『これがいい』というやり方がうまくいけば。今はまだぐらぐらしている。『藤井システム』という名前が付くような戦法ができるといい。タイトルに絡むとすれば、それなりに自分の手がうまくいった時でしょう。」(上毛新聞 2011年10月3日 18面)
  • 「羽生さんがスーパーコンピュータだとすれば、僕はフリーズばかりするオンボロパソコンです(笑)。頭の回転が遅すぎる。本当は本能で指したい。でも、ポンコツのエンジンでも高性能マシンに勝てるのが、将棋の面白いところ。エリートじゃなかったから、将棋をつまらないと思ったことがないんです。」(Sports Graphic Number 2011年 8/4号)
  • 「僕ね、昔はカップラーメンを食べないことにしていたんですよ。将棋が弱くなると勝手に決めつけていたもんですから。そういうものは頭の働きによくないと思い込んでて、20歳くらいの頃までは、そういうものをなるべく食べないようにしていたんです。でも、そんなのいつまでも続かないからね。そのうち食べるようになるじゃないですか。そしたら、これが美味しいんですよ(笑)。まあ、それと同じことです(笑)わかりませんか?ほら、私は本格四間飛車ばかり指していたから、その反動です(笑)。」 (最近指し始めた角交換四間飛車について 将棋倶楽部24 ニコニコ動画指導対局 2011年7月9日)
  • 「終盤にはあまり興味がないんです。だって二度と現れない局面じゃないですか。でも序盤は違う。何度も現れるから、考える意味がある。」(将棋世界2010年12月号 第58期王座戦五番勝負第3局観戦記)
  • 「最近、将棋連盟の携帯中継をよく見るんです。でもゴキゲン中飛車と横歩取りばっかり。それでいいのかな?」(将棋世界2010年12月号 第58期王座戦五番勝負第3局観戦記)
  • 「熱い。もう一番!」(第58期王座戦五番勝負第1局を終えて)
  • 「銀座本店の鰻屋のメニューにラーメン定食が正式採用されました(笑)屋台から2年。長かったです(笑)ただこのメニューが王座戦で採用されるかはまだ不明です(笑)」(第58期王座戦五番勝負特設ページ
  • 【一押し料理】焼きまんじゅう(軽くて、まんじゅうらしくないところが好き)(上毛新聞 2011年10月3日 18面)
  • 【一押し土産】ラスク(いろいろな人からいただく)(上毛新聞 2011年10月3日 18面)
  • 【一押し風景】谷川岳(夏限定。冬より安心)(上毛新聞 2011年10月3日 18面)
  • 「『危ないけれどぎりぎり成立している手』が好きなので、相手の注文を外し、自分の主張を通すことにしました。」(相振り飛車を指しこなす本第4巻 藤井猛著 浅川書房 P.193)
  • 「藤井システムは大リーグボール1号。」(第3回テレビ松本杯争奪将棋大会トークショー藤井九段 矢内女流名人長野県将棋情報サイト内)
  • 「本当は振り飛車向いてないんです。でも努力を積み重ねてここまで来たんです。だから皆さんも向いてるか向いてないかなんて気にしないで、好きだったら振り飛車やってみて下さい。僕だって本当は向いてないんですから(笑)」(2003年1月刊 振り飛車ワールド第1巻巻頭インタビュー)
  • 「居飛車の方が有利になりやすいです。でも、振り飛車のほうが全然面白いですね。はっきり言って。おもしろさではもう比較にならないです。昔から振り飛車やってるのは面白いからです。矢倉をやれなんて言われたら、将棋やめてたかもしれないですね」(宝島社文庫「棋士の魂」)
  • 「穴熊に常識は通用しない。」(第58回NHK杯戦トーナメント、佐藤棋王 vs 広瀬五段戦の解説時)
  • 「清々しい気持ちで盤に向かう自分がいた。(入室の際)自然に出た笑顔に、女神様が少しだけ味方してくれたのかもしれない。」(第13期竜王防衛後、将棋年鑑平成13年度版P.40)
  • 「▲9八香車の価値は10円、▲9九玉は500円しかないが、▲8八銀になると1万円の価値がある」(最前線物語 深浦康市著 浅川書房 P.95)
  • (先手四間飛車で千日手にするしかないような、ある局面に対して)「すみませんが次までの宿題にします、といって千日手にします。そのあと後手番でねじ伏せるだけのことですから。」(将棋世界2004年5月号P.121)
  • 「羽生先生もお疲れのようなので楽にしてあげます(笑)」(羽生五冠(当時)との王座、竜王連続番勝負前のファンサービス用のコメント、将棋世界2000年10月号P.13)

藤井語録 -将棋年鑑シリーズ

将棋年鑑各年度版から印象的なものを一つだけ引用しています。

  • Q.好きな将棋の格言は? A.「居玉は避けよ」(将棋年鑑平成12年度版P.479)
  • Q.最近嬉しかったこと A.「奥サンがいること」(将棋年鑑平成8年度版P.491)
  • Q.自分の棋風を一言で言うと A.「がじがじ流」(将棋年鑑平成7年度版P.494)
  • Q.今、一番やりたいこと A.「将棋」(将棋年鑑平成6年度版P.502)
  • Q.愛読書 A.「大山全集」(将棋年鑑平成4年度版P502)

藤井語録 -立会人などネット解説シリーズ-

藤井九段がネット中継に登場した対局を集めています。

藤井先生の言動を素敵に拾ってくださる中継記者さんに感謝!

藤井動画集

中継スタッフさんによって公式にオンライン公開されている動画を集めています。